日本のクリニックが言う「幹細胞豊胸」と、韓国で受けるSVF脂肪注入は同じものですか?
公開 2026年9月20日更新 2026年9月21日
クイック回答
SVF脂肪注入は、吸引脂肪から当日分離した間質血管細胞群(SVF)を残りの脂肪に混ぜて注入する方法で、培養して増やした細胞を使う治療とは別物です。Yoshimuraら2008年の原法では、吸引脂肪の約半分をSVFの分離に回し、残り半分と再結合して注入しています。日本語では「幹細胞◯◯」という言葉が培養あり・なしの両方に使われているため、同じ呼称でも中身が違うことがあります。カウンセリングでは「培養するのか、当日分離のSVFか」を必ず言葉にして確認してください。
1語出典 3
回答
SVFは脂肪吸引で得た組織から脂肪細胞を除いた細胞分画で、培養による増殖を行わない段階のものです。Yoshimuraらの最初の臨床報告では、吸引脂肪のおよそ半分をSVFの分離に用い、残りの脂肪と再結合してから注入する手順が示されました。この際、脂肪側は細胞が定着するための生きた足場として働くと説明されています[3][7]。
したがってSVF脂肪注入は、培養増殖した細胞を投与するという意味での幹細胞治療とは区別されます。日本語の広告表現は統一されていないため、名称ではなく手順で判別するのが確実です。確認すべきは、細胞を培養する工程の有無、採取から注入までが同日か別日か、そして分離が酵素法か機械法かです[9]。
出典
- journalCell-Assisted Lipotransfer for Cosmetic Breast Augmentation: Supportive Use of Adipose-Derived Stem/Stromal Cells, Yoshimura K et al. — Aesthetic Plastic Surgery · 閲覧日 2026年9月19日 · 根拠ページ
- journalCell-Assisted Lipotransfer: A Systematic Review of Its Efficacy — Aesthetic Plastic Surgery (Springer) via PubMed Central · 閲覧日 2026年9月20日 · 根拠ページ
- journalIntraoperative Strategies for Minimal Manipulation of Autologous Adipose Tissue for Cell- and Tissue-Based Therapies: Concise Review (Trivisonno A et al.) — Stem Cells Translational Medicine / PubMed Central · 閲覧日 2026年9月20日 · 根拠ページ