脂肪注入豊胸の定着率(生着率)は実際どれくらいですか?クリニックが出す数字と違いますか?
公開 2026年9月20日更新 2026年9月21日
クイック回答
25件の研究をまとめた2024年のメタアナリシスでは、注入量のうち残ったのは平均54%(95%信頼区間48.5〜59.5%、追跡3〜36か月)でした。脂肪の処理方法で差があり、遠心分離では51.5%、静置法では38.7%と報告されています。クリニックの広告にある「定着率◯%」は各院の自称値であることが多く、この研究のプール値と同じ条件で測られたものとは限りません。カウンセリングでは、その数字の測定方法と追跡期間を確認してください。
1語出典 4
回答
2024年のシステマティックレビュー・メタアナリシス(25研究、追跡3〜36か月)では、乳房への自家脂肪移植後の体積残存率は54%(95%CI 48.5〜59.5%)でした。脂肪の処理法別では遠心分離51.5%、静置法38.7%と差がありました(出典[4])。
残らなかった脂肪は吸収されるか、一部は壊死して嚢胞や石灰化として残ることがあります(出典[1][2])。そのため、ASPSに引用された外科医は、大きなサイズアップを望む場合は2〜3回に分けることがあると述べています(出典[3])。
確認すべき点:その定着率は何か月後の測定か、MRI・3Dスキャンなど何で測ったか、症例数はいくつか。これらが示されない数字は比較できません。
出典
- organizationFat Transfer Breast Augmentation — American Society of Plastic Surgeons · 閲覧日 2026年9月20日 · 根拠ページ
- organizationFat Transfer Breast Augmentation Risks and Safety — American Society of Plastic Surgeons · 閲覧日 2026年9月20日 · 根拠ページ
- organizationFat transfer for breast augmentation: The ins and outs of this implant alternative — American Society of Plastic Surgeons · 閲覧日 2026年9月20日 · 根拠ページ
- journalVolume retention rate after breast autogenous fat grafting and related influencing factors: A systematic review and meta-analysis (Hu S, Xu H; PMID 38160589; DOI 10.1016/j.bjps.2023.12.003) – abstract record — Journal of Plastic, Reconstructive & Aesthetic Surgery (via Europe PMC) · 閲覧日 2026年9月20日 · 根拠ページ