脂肪注入豊胸の後、日本で乳がん検診を受けるときは何を申告すればいいですか?
公開 2026年9月20日更新 2026年9月21日
クイック回答
脂肪壊死、嚢胞、微小石灰化はマンモグラフィに写り得るため、放射線科医による読影が前提になります。検診や精密検査を受けるときは、脂肪注入を受けた事実、時期、注入量、採取部位を必ず申告してください。申告があれば、所見が術後変化かどうかの判断材料になります。なお本項の出典は、検診をいつから再開すべきか、どの検査を組み合わせるべきかという日本の運用については扱っていないので、乳腺を扱う医師に直接確認してください。
1語出典 4
回答
ASPSは、脂肪注入後に生じ得る所見として脂肪壊死・嚢胞・石灰化を挙げており、これらはマンモグラフィ上に現れることがあり放射線科医の読影を要するとしています(出典[1][2][3])。1987年にASPRS(ASPSの前身)が自家脂肪注入豊胸を否定した理由も、がん検出への懸念でした。その後、2009年のASPS脂肪移植タスクフォースは、当時の文献では脂肪移植と悪性腫瘍増加との関連は示されないと結論しています(出典[6])。
申告する内容の例:施術日/施行国・施設名/注入量/採取部位/SVF等の併用の有無/術後に生じたしこりの有無と位置。
本項の出典に書かれていないこと:術後どれくらい空ければ検診を受けられるか、超音波やMRIをどう組み合わせるか。日本での運用は受診先の方針によるため、事前に問い合わせてください。
出典
- organizationFat Transfer Breast Augmentation — American Society of Plastic Surgeons · 閲覧日 2026年9月20日 · 根拠ページ
- organizationFat Transfer Breast Augmentation Risks and Safety — American Society of Plastic Surgeons · 閲覧日 2026年9月20日 · 根拠ページ
- organizationFat transfer for breast augmentation: The ins and outs of this implant alternative — American Society of Plastic Surgeons · 閲覧日 2026年9月20日 · 根拠ページ
- journalSafety and Regulation of Fat Grafting (Raj S, Abu-Ghname A, Davis MJ, Izaddoost SA, Winocour SJ; Semin Plast Surg 2020;34(1):59–64) — Seminars in Plastic Surgery (Thieme) via PubMed Central · 閲覧日 2026年9月20日 · 根拠ページ