幹細胞(SVF)を混ぜると、普通の脂肪注入豊胸より本当に定着率は上がるのですか?
公開 2026年9月20日更新 2026年9月21日
クイック回答
独立したメタアナリシスの結論は一致していません。豊胸を対象とした解析(6研究・353例)ではCAL全体で生着が高い(SMD 1.79、95% CI 0.28–3.31)一方、合併症に有意差はなく(OR 1.34)、SVFを添加したサブグループに絞ると生着率の差は認められませんでした[4]。部位を限定しない15研究の解析では細胞添加群が有利(SMD 2.44)でしたが、異質性がI² = 97.19%と極めて高く、効果は条件依存とされています[5]。
8語出典 3
回答
「幹細胞を足せば生着率が跳ね上がる」という説明は、独立した出典からは単純に支持されていません。豊胸に限定した Li & Chen のメタアナリシスでは、CAL全体としては従来法より脂肪生着が高いという結果(SMD 1.79、95% CI 0.28–3.31)が出た一方で、SVFを添加した研究だけを取り出したサブグループでは有意差が消えています[4]。合併症の発生率にも有意差はありませんでした(OR 1.34)。
注入部位を乳房に限定しない Sutar らの15研究の解析では細胞添加群が有利(SMD 2.44)でしたが、研究間のばらつきがI² = 97.19%と極めて大きく、著者らは効果が条件に依存すると結論づけています[5]。背景として、CALには標準化されたプロトコルがなく、Celution、Medikhan、Fatstem、Mystemなど複数の分離システムが併存している点が指摘されています[9]。
出典
- journalThe Efficacy of Cell-Assisted Lipotransfer Versus Conventional Lipotransfer in Breast Augmentation: A Systematic Review and Meta-Analysis (Europe PMC record, PMID 33452543) — Aesthetic Plastic Surgery (via Europe PMC) · 閲覧日 2026年9月20日 · 根拠ページ
- journalClinical Efficacy of Adipose-Derived Stem Cell-Enriched Lipotransfer Versus Conventional Fat Grafting: A Systematic Review and Meta-Analysis (Europe PMC record, PMID 42005195) — Cureus (via Europe PMC) · 閲覧日 2026年9月20日 · 根拠ページ
- journalCell-Assisted Lipotransfer in Breast Augmentation Surgery: Clinical Outcomes and Considerations for Future Research — Cureus (via PubMed Central) · 閲覧日 2026年9月20日 · 根拠ページ